次に買うのはMacかiPadかという問題は一応解決

10月30日のApple Eventで発表された新しいMacとiPad。久々にワクワクした気持ちでイベントを視聴した気がする。

久しぶりに大幅アップデートされたMacBook AirとMac miniと、イベント見ていた人が手放しで賞賛していたホームボタンなし狭額縁iPad Pro。

この、最後に発表された新しいiPad Proが話題の全てをかっさらってしまったというのが今回のイベントの総評だと思うが、我が家は違った。
2つのことが気になっていたからだ。

  • かれこれ8年にもなるiMacをどうするか問題
  • スマートデバイスではまだすり抜けてしまうものを救うための道具問題

かれこれ8年にもなるiMacをどうするか問題

今使っているiMacは8年物のMid 2010モデルで、HDDをSSHDに換装したり、メモリを上限の32GBまで増設したりと延命を繰り返して使ってきた。

いい加減買い換えたいと思いつつ今まで使い続けていて、今回MacBook Airが出たことでいよいよ時期が来たのでは、と。
2年??くらい前にSSHDに換装して、Lightroomの写真をNAS上に移動させてからは動作上そこまでストレスはなかった。しかしよくよくGEEKBENCHのスコアを見てみると以下の通り。

まずはシングルコアのスコア(降順)。

  • 4510:MacBook Pro(2018)|Core i5–8259U @2.3GHz 4cores
  • 4212:iPhone X|A11 Bionic @2.4GHz
  • 3972:MacBook Air(2018)|Core i5–8210Y @1.6GHz 2cores
  • 2970:iPad Pro 9.7″|A9X @2.3GHz
  • 2781:iMac 27″(Mid 2010)|Core i5–680 @3.6GHz 2cores

続いてマルチコアのスコア(降順)。

  • 16502:MacBook Pro(Mid 2018)|Core i5–8259U @2.3GHz 4cores
  • 10139:iPhone X|A11 Bionic @2.4GHz
  • 7382:MacBook Air(Late 2018)|Core i5–8210Y @1.6GHz 2cores
  • 5531:iMac 27″(Mid 2010)|Core i5–680 @3.6GHz 2cores
  • 4979:iPad Pro 9.7″|A9X @2.3GHz

具体的な数値を見てみると、思っていた以上にiMac 27″(Mid 2010)が情けないことになっていた。iPad Pro 9.7”世代のA9XプロセッサやiPhone X世代のA11 Bionicプロセッサによりも劣っている。実用上使えなくはないから悩ましいのだけど、新しいMacに買い替えた時の体感ジャンプアップ度は高くなるだろう。

スマートデバイスではまだすり抜けてしまうものを救うための道具問題

ある決まったシンプルなワークフローを実行するときは、iOSデバイスのようなスマートデバイスは効率的に働いてくれる。その場合はMacよりもやりやすいことが多い(最新のMacのパフォーマンスを知らないという半ではあるが)。

ところが、少し煩雑なワークフローとなると、iOSデバイスは苦労が多い。アプリで書き出した写真を別のアプリで使うだけでも面倒が多い。一例を挙げると、Lightroomで現像した写真をMediumで使いたいときで、カメラロールに書き出すようにしないとMedium上で写真を挿入することができない。カメラロールに書き出した後もすぐに目的の写真を見つけて選択できるときもあれば、使う写真の撮影日時が古いとすぐに見つけられないこともある。
これを回避するために、カメラロールには極力不要になった写真を置かないようにするとか、Medium使用時に選択できるアルバムである”Recent Added”を活用するなど、運用でカバーしていかないといけない。
これがMacだとほとんど気にしなくてよくなるので、やはりiOSデバイスよりも生産性高く実行できることが多い。

制約が多くても生産性が高いワークフローであれば積極的にiOSデバイスを使っていきたいが、そうでないものもまだまだ存在する以上、Macはまだまだ我が家には必要なのだ。先のベンチマーク結果も踏まえると、Macのパフォーマンスを現代水準に引き上げておきたいところである。

さいごに

新しいiPadはとても魅力的だけど、我が家の実情を踏まえるとMacをアップデートする方が総合的にはプラスになりそうである。すぐにとはいかなくても、どのMacにアップデートするかをAirやmini以外にも選択肢を広げて吟味してみようと思う。

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