新しいMacBook Airが発表されてiMacの次を考える

10月末のApple Eventが終わり、我が家の事情を鑑みると次はiPad Proの買い替えでなくMacだろうという結論に至った。

次に買うのはMacかiPadかという問題は一応解決

じゃあ今使っているiMac(Mid 2010)の次にどのMacがいいのだろうと考えるとこれまた悩ましく、しばらくああでもないこうでもないと考えることとなった。思案を巡らす中で候補に上がった機種と結論は以下の通り。

  • Mac miniはコスパ高いが持ち運べないというのがやはりネック
  • MacBook AirはThunderbolt 3ついててGoodだがCPUが想像以上に非力
  • 価格・性能・重量等の差を考えると一番ユースケースに合うのはMacBook Proか

Mac miniはコスパ高いが持ち運べないのがやはりネック

CPUが6コアから選べる、豊富なポート類、引き続きコンパクトな筐体であるなど、コストパフォーマンスを考えるとダントツなMacだが、今の自分のMacを使う環境を考えるとモバイルできないというのが一番のネックだった。

まだまだ週末は子供達のイベントに帯同することが多いし、基本的に遠出するときは自分も出動しないといけない境遇を考えると、出先の細切れで得た時間を使って何かをすることが多い。これは多分子供達が小学校を卒業するまでは程度の差はあれど続んだろうと思う。

iMacは子供が生まれるくらいの時に買ったのだが、新生児や幼児の手前くらいのときは積極的にiMacの前に座って何かをする時間を確保しやすかった。それが園児になり二人目が生まれ、とライフステージが変化するごとにiMacの前にドシッと座って作業をする時間を作りづらくなった(物理的にも心理的にも)。

だから今後買い換えたら4,5年使うことを考えるとモバイルできることはかなり重要なんだろうと思う。実際、シンプルなワークフローにおいてはiOSデバイスが大活躍している。これを煩雑なワークフローに対応する時にMacをモバイルして使えるようになったらプライベートでの生産性は結構上がるのではないかと思う。

MacBook AirはThunderbolt 3ついててGoodだがCPUが想像以上に非力

10月末のApple Eventで発表されたMacBook Airは発表当時、かなりテンションが上がった。ずっとついたらいいのにと思っていた非Pro MacBookへのThunderbolt 3ポートがついたり(2つも!!)、T2チップとTouch IDが物理Fキーとともに備えられていたりと「もうこれしかないのでは」と思った。

のだが、その後関連ニュースを漁ってみると搭載されているCPUがモバイル向けYシリーズであることが判明し、少しずつテンションは下降、最終的には前回の記事にも掲載したGEEKBENCHのスコアに加えてAirとProのそれぞれのCPUバリエーションのスコアも確認してみたら完全に冷静になった。

まずはシングルコアのスコア(降順)。

  • 5131:MacBook Pro(13″ Mid 2018)|Core i7-8559U @2.7GHz 4cores
  • 5053:MacBook Pro(15″ Mid 2018)|Core i7–8850H @2.6GHz 6cores
  • 4932:MacBook Pro(15″ Mid 2018)|Core i7–8750H @2.2GHz 6cores
  • 4512:MacBook Pro(13″ Mid 2018)|Core i5–8259U @2.3GHz 4cores
  • 3984:MacBook Air(Late 2018)|Core i5–8210Y @1.6GHz 2cores
  • 2782:iMac 27″(Mid 2010)|Core i5–680 @3.6GHz 2cores

続いてマルチコアのスコア(降順)。

  • 21370:MacBook Pro(15″ Mid 2018)|Core i7–8850H @2.6GHz 6cores
  • 21199:MacBook Pro(15″ Mid 2018)|Core i7–8750H @2.2GHz 6cores
  • 17610:MacBook Pro(13″ Mid 2018)|Core i7–8559U @2.7GHz 4cores
  • 16517:MacBook Pro(13″ Mid 2018)|Core i5–8259U @2.3GHz 4cores
  • 7394:MacBook Air(Late 2018)|Core i5–8210Y @1.6GHz 2cores
  • 5536:iMac 27″(Mid 2010)|Core i5–680 @3.6GHz 2cores

当然MacBook Pro 15″のCore i9モデルはもっとスコアが高いが、予算の関係でそのモデルは検討の範囲外となるので掲載していない。
CPUのスコアだけだと、今使っているiMac(Mid 2010)からMacBook Air(Late 2018)は間違いなくジャンプアップしているが8年分のジャンプアップかというとそうは見えない。特にマルチコアに関してはデュアルコアなこともあって結構悲しい結果に終わっている。

価格・性能・重量等の差を考えると一番ユースケースに合うのはMacBook Proか

今回新型MacBook Air(Late 2018)が出たことでMac買い替え機運が高まってきたことからあれこれリサーチしてきたが、どうやら今の自分に一番適しているのはMacBook Pro 13″(Mid 2018)のような気がする。

MacBook ProはAirよりもカスタマイズの余地が多少あって、プロセッサ、メモリ容量、ストレージ容量が選べる。メモリ16GBは確実として、ストレージは1TBではなく512GBでなんとかなるかなという気がしている。iTunesでローカルに入っていた曲はApple MusicのiCloudライブラリを使うことで容量を使わなくても済みそうなので買い替えの際には別途手続きを済ませておきたい。

あとはDropboxとiCloudドライブの容量を気にするくらいで、写真や動画は仮に扱っても一時的にしか置かないので問題ないだろう。

いまだに悩んでいるのはプロセッサで、Core i5かCore i7かどちらにしようか価格とGEEKBENCHのスコアを見比べながら悩んでいるところだ。正直自分の主な使い方(写真の現像と動画の編集)ならばProを選択した時点で苦労することはないのだろうが、33000円の価格差が今後4,5年の利用期間でどれくらいの恩恵を授けてくれるだろうか。例の日割り理論で考えれば悩む必要もないかもしれないが、もう少しじっくり考えてみようと思う。

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