在宅勤務の環境を少しずつ少しずつ改善してきて、見た目とか自己満足感とかいよいよ細かい感性的な部分の手入れが主になってくるかと思ったが、そういえばまだ着手できていない部分があった。

在宅勤務をしていて自分の作業環境だけでなく、リモート会議実施時の品質も向上させないといけないということで先日スピーカーフォンを導入して音声の入出力品質の向上を図った。

これでリモート会議をする上で困ることはほとんどなくなったのだが、気になる点があるとすればカメラをONにしなければならない時だった。

基本的に外部ディスプレイをメインに使うため、インカメラが付いている本体は少しずらした場所に置き、手書きのためにディスプレイの角度をつけていたりしてビルトインのインカメラをONにしても顔をしっかり写せない。

といっても、毎回のリモート会議でカメラONするわけではないので、必要な時だけ外部カメラを使って自身を映すことができればいいから必要に応じて普段使っているカメラをセットできればいいと考えた。

デジタルカメラをPC上でカメラデバイスとして認識するにはいくつか手段があるらしい。今回はカメラの映像をPCに取り込むことができるビデオキャプチャーを2つの観点で探した。

  • コストをかけすぎない
  • セットアップが容易

コストをかけすぎないと言っても安かろう悪かろうになっては元も子もないので、レビュー情報なども参考にしつつ、最終的にSKNETのMONSTER X LITEというビデオキャプチャーアダプタをチョイスすることに。

セットアップも特殊なユーティリティを導入不要のドライバーレス仕様で接続するだけで簡単に映像をPCへ取り込むことができ、接続もカメラのHDMIポートからMONSTER X LITEを介してPCのUSBポートに接続するだけの容易さ。

スペック的には映像入力側(カメラ→MONSTER X LITE)は結構広域な入力解像度がある(1920×1080なら60fps、3840×2160なら30fps)一方で、映像出力側(MONSTER X LITE→PC)は1920×1080 30fpsが限界なので、そこの割り切りができれば5000円弱で手元のデジタルカメラをWebカメラ化できる。
今回の用途はリモート会議時のビデオなので、この解像度でも十分すぎるくらいのスペックになる。

実際に使ってみて、今のところ全く不満なく使えている。
写真の通り接続するカメラはFUJIFILM X-E3。カメラ側のHDMIポートはmicroHDMI、MONSTER X LITEはメス口でフルサイズのHDMIポートになっているのでmicroHDMI(タイプD)⇄HDMI(タイプA)ケーブルが必要になる。
ケーブルさえ準備して接続すればWindows PCでもMacでも特にコンピュータ側で操作を求められることはないのでかなりお手軽だと思う。

例えばZoomの設定画面でカメラの選択肢に”USBカメラ”が追加されてX-E3がWebカメラとして使える

ユーティリティソフトを入れると使えるFUJIFILM X Webcamも位置づけとしては似たものだが、これは長時間使っていると途中で使えなくなってしまう(入力が途切れてしまう)ことがあった。
MONSTER X LITEだと、ハードウェアのみというシンプルな構成だからか不安定になったり途中で映像が切れてしまうということもない。数時間使っても多分問題ないと思われる。
多分、というのは、カメラのバッテリーが先に尽きてしまうからで、長時間利用の検証にはACアダプターの導入が必要になりそう。


撮影カメラ


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