iPhoneやiPod touchよりもリッチなコンテンツが楽しめるiPad。
iPad導入に向けてMacで管理しているメディアの整理を進めています。
今回は写真の管理、iPhotoの快適な管理方法についてのエントリです。
iTunesに並んでMacユーザーが重宝していると思われるiPhotoはMac上で写真を管理するだけでなく、iPhoneやiPodと同期したり、MobileMeにも写真をアップすることができます(09ではFacebookやFlickrにも写真をアップロードできます)。また、はがきやカレンダー、フォトブックもiPhoto上でカンタンに作成できてしまいます。
iPhotoの紹介については、
で詳しく紹介されています。
親しみやすいインターフェースながら使い方次第で奥深く使えるiPhoto。ちょっとした自分用ルールを設けるだけで快適に写真を管理することができます。
まずはiPhotoのイベントを使った管理方法をまとめてみます。
イベントとは写真を束ねるフォルダのようなもので、束ねる写真も任意に決めることができます。任意というところがミソで、人それぞれの用途で写真を束ねる基準を作ることができます。
ボクのイベントの作成基準は「時間軸とそれ以外」というものです。
時間軸では、
- 各月の平日
- 各月の土日祝祭日
- 特別分けて保存しておきたい催し事
の三つの切り口で、それ以外では、
- カメラで撮った以外のもの
になります。後者はスキャンしたものであったり、Webから拾ってきたものをイベントで束ねています。
時間軸というのはイベントでなくてもiPhoto左側のナビゲーションバーにある「写真」で時系列に並べて表示してくれるのですが、これだと画像の保持しているタイムスタンプを元に並べてしまうので、自分で撮影した以外の画像(ボクの場合だと上で説明したスキャンしたもの等)も時系列で並んでしまい、写真とそれ以外の画像が混在して煩雑になってしまいます。
ルールを決めてイベント管理しておくことはiPhotoで写真を楽しむ最低限の作業だと思います。
上記の設定だけでなく、もう少し工夫するだけで写真を色々な切り口で管理することが可能になります。
切り口は写真に付与されている、付与したメタデータを利用したものになります。
具体的には「カメラ情報、人々、場所、キーワード、レート」が挙げられます。
次回はこの部分の詳細を紹介できればと思います。