家族のスケジュールをMobileMeで共有するようになりました。
スケジュール共有のニーズ
きっかけは子供の誕生です。
夫婦の予定だけでなく、ムスメにまつわるイベントや家族三人でのイベント等、家族が増えたことによって今後イベントも増えると思われます。
予防接種や準備に多少時間のかかるイベントもあったりするので、ウッカリ忘れたりギリギリまで放ったらかしにしておくわけにはいきません。
というわけで、お互いにスケジュールを共有しておきたいニーズが生まれました。
MobileMeカレンダーで簡単お手軽共有
もともとMobileMeを利用していることや、夫婦揃ってiPhoneユーザーであること、設定や運用の簡単さを考えて、スケジュールの共有も純正サービスのMobileMeを利用することにしました。
クラウドでスケジュールを管理することで、いつでもどこでも簡単に最新情報を共有できます。純正サービスならではの設定の簡単さ、設定後の手間のかからなさや分かりやすさで、最新情報もプッシュ配信されるのでほとんど何も意識しなくても鮮度維持がなされます。
実際の運用(カレンダー設定)
さて、MobileMeを利用して家族でスケジュールを共有する際に気をつけた方が良いのは、
- 誰のカレンダーなのか分かりやすくする
- 誰のイベントなのか分かりやすくする
ということです。
iPhoneに表示されるイベントが邪魔になりすぎず、しかも最低限必要な情報は表示されるようにカレンダーを見直しました。
- 誰のカレンダーなのか分かりやすくする
スケジュール共有するということは、自分が直接参加しないイベントも含まれてくるということです。ただそうは言っても将来的にToDoにも影響するかもしれなかったりするので、参考までに知っておきたいイベントとして表示させることになります。
- 具体的にはカレンダー名に一目で誰か分かるようなプレフィックスを付けるようにしました。
自分が主のカレンダーなのか、ヨメやムスメが主のカレンダーなのか、はたまた家族全員のイベントなのか、パッと見てすぐ分かるようにしておきます。
ちなみに我が家では、
・[自分]*****
・[ヨメ]private
・[ムスメ]event
・[家族]event
の4つのプレフィックスを設定しました。
自分のカレンダーだけはもう少しだけ細分化しています。
・[自分]work
・[自分]private
・[自分]community
- 誰のイベントなのか分かりやすくする
カレンダー名を設定したら色も合わせて設定します。
カレンダーの色はiCalでもiPhoneでも(iPadでも)忠実に反映されるので、パッと見の分かりやすさもあり、かなり吟味しました。また、ヨメの好みも反映して各カレンダーに色を割り振ります。
カレンダーの色と各カレンダーの意味が(ムスメは可愛いピンク色、みたいに)紐付くとスケジュールの視認性が向上します。
実際の運用(デバイスの設定)
カレンダー設定が済んだら、スケジュール共有するiPhoneでやることは2つになります。
- MobileMeの設定
- スケジューラアプリの設定
- MobileMeの設定
設定メニューからMobileMe設定をします(MobileMeのセットアップ)。
上記リンク手順を踏めば問題無く設定できると思います。
iPadでも同様に簡単に設定を済ませられます。
- スケジューラアプリの設定
MobileMeカレンダーが同期できるスケジューラは純正スケジューラ以外で使い勝手が良さそうなものだと「さいすけ」「Week Calendar」があります。
前回のエントリでも紹介した通り、オススメは「Week Calendar」です◎
表示したいカレンダーや表示時間帯について各々のニーズに合わせて設定していきます。スケジュールを共有するに当たって、夫婦それぞれでイベントを登録することになりますが、ヨメにはあまり細かい操作を要求しないようにするために、Week Calendarのテンプレート機能を使います。
ヨメ自身、ムスメ、家族のイベント登録時の計3つをテンプレートとして設定し、イベント追加時はこのテンプレートから選んでもらうことだけを覚えてもらいました。
スケジュール共有しておくとiPadの価値がさらに上がる
MobileMeを利用したスケジュールの共有は、離れていても家族のスケジュールを一元管理できるところがポイントだったりしますが、iPadでは違う視点でも活用できます。
我が家ではリビングで団欒時に活用されます。例えば家族イベントを企画するときに調べごとをする時は必ずiPadを使います。
Webブラウズしたり、乗り換え情報を調べたり、地図で行き先調べたり…そうすると必ずスケジュールを確認したくなります。家族のスケジュールを共有しているので、スムースに家族イベントの調整ができてしまいます◎
蛇足ですが、この調整中に発生したタスクはそのままToodledoに切り替えて登録したりします。
一人でやるならともかく家族でとなると、Macで同じことをやるよりも圧倒的に情報の共有がしやすいので、スケジュールの共有はiPadの価値をさらに上げくれます。
最後に
家族のイベントについて話し合うとき、決定事項やアクションアイテムを記録として残したりといったように仕事のようにいかないことがよくありました。
口頭で約束したことをついつい忘れてしまっていたり、家族で共有したと思っていたことがそうでなかったり、SMSでやりとりしていたことはいつのことを言っているのか…
「○○○やっておいてって言ったじゃん」
「そんなこと言ってたっけ?」
「あれ、前に言ってた○○○っていつの話だっけ?」
等々、情報を共有していないとトラブルは耐えません。
以前エントリした関心事の共有であったり、今回のスケジュールの共有で共通の情報置き場を用意しておくことでちょっとしたトラブルを回避できる可能性は高まります。
コツは相手の負担を最小限に抑えたシンプルな仕組みを準備することです。
iPhone、iPad、MobileMeのようなAppleの素敵なプロダクト、サービスのおかげで家庭円満の仕組みを簡単に構築できるのはありがたいことです。
参考リンク
MobileMe — iPhone、iPad、Mac、Windowsパソコンをいつでも完璧にシンク | Apple
iPhone標準カレンダー利用者のスケジューラ決定版「Week Calendar」 | mylifelog
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