毎年恒例の高校時代の忘年会は名古屋で開催されるので、集合時間より少し早めに向かって駅付近を写真を撮りながら歩き回ってみた。
今回は全部XF56mmF1.2 Rで撮影した。
普段、かさばらないように持ち運ぶためにフードをXF23mmF1.4用の角型フード「LH-XF23」を装着しているのだが、Webの情報によると点光源でケラレがあるらしい。ただ、日中の撮影では特に支障を感じなかったので装着しっぱなしにしていたらうっかり今回夜景写真を撮っている終盤でフードを外し忘れたことに気づいてしまった。
なので、今回の夜景写真は盛大にケラレが発生してしまい、電飾のボケがみっともない感じになってしまった。
そんなオチがあったものの、撮影中は合焦のしやすさやの感触を確かめることができ、XF56mmF1.2の良さを実感することができた。
ISO感度はAUTO1で上限800にして全て撮影。
被写体ブレを気にしなければ200固定にしてもX-H1のボディ内手ぶれ補正もあるので手持ちで十分撮影できる感じだったが、今回はサクサク撮って歩くことを狙ったのでこの設定で。
換算84mmという中望遠の画角は屋外でスナップするのに結構しっくりくる。ただし街中で人や建物がそれなりの密度になっているところという条件付きか。
中望遠を使ってみると、「広角ならここはこんな構図がいいかな」なんてこともより意識できるようになったように思う。
そう考えてみると、この明るさを求めなければXF16-55mmF2.8で全てカバーできてるじゃないか、ということに今更ながらに気づいた。
XF16-55mmF2.8も好きなレンズだが、やはり単焦点の面白さが自分は好きだ。