iPhone SEを子供の携帯電話として使うことにした

大人が今触るととても小さいSEは、子供にとってはちょうど良いサイズ感

子供の携帯電話をどうするか悩んだ末、iPhone SEを携帯電話として使うことにした。

防犯目的で子供に携帯電話を持たせているケースはよくある。

実際、日々の通勤で都内を歩くと、都内の小学校に通う子供達はキッズケータイと思われる端末を首から懸けている。あれは電話と簡易的なメッセージと位置情報を利用することができるので、このご時世では確かに防犯上効果的と思う。

ただし、あれは大手のキャリアで主に提供されていて、MVNOの事業者であの手の携帯電話を提供しているところはほとんどないんじゃないか(あるにはあるが選択肢がほとんどないのが現状のように見える)。

ちなみに我が家では大手キャリアではなくMVNOのIIJmioを使っている。通信速度が遅いときもあるが、値段のことを考えるとまあ納得できるレベルなので愛用している。IIJにはどうやらキッズケータイに該当するものはない。

じゃああったらそれを子供に買い与えるのか、というとそんなつもりもなかったりする。
大手キャリアでもMVNO事業者でもキッズケータイは出来る限り使いたくないな、と考えているのにはいくつか理由がある。子供を見守るのにGPSやメッセージのサービスは大体オプションで別途料金がかかったりするし、何より提供サービスの概要をWebサイトで確認する限り日々便利に使えるようには見えないのだ。もともとのGPSの精度もあるので厳密な位置情報を把握することは現時点ではなかなか難しいことは理解しているが、その位置情報だったり連絡を取ったりするのに面倒な手順を踏んだり、素人目に見ても洗練されているように見えない使いにくそうに見えるインターフェースで四苦八苦するのは嫌だ。

何かあったときの連絡も、いざというときの位置情報も普段使っているiPhoneで十分実現できそうだし、子供が利用できる機能やアプリの制限、利用状況の把握も今のiOSデバイスのエコシステムを活用すれば問題なさそうだ。もちろん、それらを迂回して使うこともできるみたいだが、多分それはどんな端末やサービスを使っていても起こりうることだろう。

というわけで、IIJmioが中古iPhoneの取り扱いを始めたこともあり、iPhone SEを調達してセットアップ、長女用の携帯電話として使うことにした。

iPhone(中古端末)の取り扱いを開始しました!Happy mid Life

iOS13も対応してくれているし、このサイズ感は子供の手の大きさにもぴったり。ケースを探すのに少し苦労したが子供が気に入ったものをなんとか調達することができた。

ホーム画面のスクリーンショットを入れてみたが、必要最小限のものしか入れていない。

Safariで何を閲覧しているかは時々チェックをしていて、イラストを書くときに素材を検索している以外にYouTubeを観ていたのでそれはちょっとなんとかしたい。YouTube自体はリビングのAppleTVでも観られるようにしているので禁止していないが、小さい画面で見るのは目の負担も大きいし、Safariでの検索経由だと意図せず有害なコンテンツを再生してしまうリスクもあるのでここは早くなんとか対処しておきたいところだ。

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ここでアクセスできるコンテンツを制限するのが良いのかな。まだリサーチ不足なので試行錯誤してみようと思う。

習い事がある時もちょっとした連絡をすぐに取りあえるし、位置情報も分かるし、最新のIT機器に触れる機会も作ることができるので、この運用でしばらくやってみようと思う。

すぐにでも次女が「私も欲しい」と駄々をこねないかだけが心配。。もう少し大きくなったら同じように調達してセットアップしてあげないといけない。


実際この運用にし始めてから記事にするまで随分と時間が経ってしまった。
世の中は新型コロナウイルス禍で自粛モードの中、AppleはしれっとiPhone SEの後継機を出してきて、これがまた売れそうな端末になっている。
次女も携帯電話が必要なタイミングになったら、長女の初代SEをおさがりとして次女のにして、長女は新型SEにするのが妥当な流れになりそう。


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