今後も在宅勤務比率の高さを考慮してHHKB Professional HYBRID Type S導入

新型コロナウイルスはまだまだ全然収まりそうな気配がしない。

幸い、在宅勤務でも問題なく仕事できていて、これまでも仕事環境で気になるところは継続的に改善してきたが、先行き不透明感が一段と増してきている。

いつもの正当化する流れ

小手先ではない改善策を打った方がよいのではという思いが強くなってきた。小手先ではない打ち手として真っ先に挙がるのが仕事中一番お世話になるものに対してのアプローチで、今までならちょっと値が張るものについては躊躇してきたが、今回はしっかりと投資すると決めた。

これまで出勤したのは月に数日だし、今後仮に増えたとしても月に半分以上も行くことはなさそうな状況だ。となれば良いものを手に入れて使うことが結果的にQoLも向上するだろうと。散財する人特有の発想になってしまっている気もするがそこは気にしないようにする。

投資対象はキーボード、モデルはPFUのHHKB

毎日毎日コンピュータを使っていて相当な時間向き合っているのはキーボードだ。これは仕事だろうがプライベートだろうがおそらく一番コンピュータの中で触れているものだろう。

もう一つよく触れるものとしてはポインティングデバイスがあるが、これはLogicoolのMX Master 2Sという素晴らしいマウスを既に使っている。

キーボードはLogicoolのK380というものを使っていて、コンパクトでマルチペアリング可能なコストパフォーマンス抜群のキーボードで特に不満もなく使っている。これをリプレイスするということで、さらなる満足を追求するモデルを探し、PFUのHHKBに決めた。

HHKB Professional HYBRID Type S 日本語配列モデルを選定

2019年12月にラインナップが一新されたHHKB。

今回は以下のニーズに照らし合わせた。

  • マルチデバイス(Windows/macOS/iPadOS/iOS)で使いたい
  • カーソルキーは欲しい
  • 寝室が側にあるので打鍵音は控えめに
  • 長く使うものは良いものを

結果、Professional HYBRID Type S 日本語配列モデルが最適となった。

ニーズそれぞれの補足情報について

仕事ではWindowsPC、プライベートではmacOS、モバイルデバイスはiOSとiPadOSを使っているので、HHKBの4台マルチペアリングというのはちょうどぴったり。今まで使っていたLogicoolのK380は3台までだったのでiPhoneとのペアリングは諦めていた。

カーソルキーについてはHHKBには不要!という声も多そうだが、上下左右くらいはキーコンビネーションなしでもいいかなと思っている程度ににわかなので問題ない。あと、一番使う時間が長くなるであろう仕事で使っているWindowsPCのキーボードはJIS配列なこともあり日本語配列をチョイスした。

今回キーボードを選定するにあたり、メカニカルキーボードもありなんじゃないかと考えていたのだが、最終的には気持ち良い打鍵音と静音を両立し、かつ長く使うことを考えてHHKBのType Sモデルをチョイスした。

使用感とびっくりしたこと

打鍵感は申し分ない。今までのキーボードで1万円以上するものを使ったことはなかったが、明らかに今まで使っていたキーボードとは違うのがすぐに分かった。一部、キーレイアウトの癖(C,Vの位置とか)に慣れるまでに少し時間がかかったてしまったがすぐに慣れることができたし、ControlキーがAキーの隣にあるのはショートカットを使うときに指の移動が少なくてとても助かっている。

あと、びっくりしたのが子供達の反応。
よく作業しているところに現れてはガジェットを触りたがったり目に入る興味を持ったものに対して質問が飛んでくるのだが、今までキーボードに食いついてくることはなかった。それがHHKB使い始めたらすぐに気付いて「音が気持ちよさそうだから触ってみたい」と言ってきたのには本当にびっくりした。勉強を頑張ったご褒美にSwitchやる以外の選択肢にキーボード打ちたいというのが出てきて面白い。

カスタマイズについて

カスタマイズしている部分としてはHHKB特有の機能としてDIPスイッチやキーマップ変更ツールがあるが、今のところ週末にSW1をMacモードにするくらいで込み入ったスイッチ設定はしていない。

キーマップに関しては、Windowsで使うときはWindows 10 May 2020 UpdateによってOS標準の設定で無変換キーが英数、変換キーが日本語に切り替えることができるようになったこともあり、Macと使い勝手は変わらなくなった。
あとはキーマップ変更ツールで左の◇キーとHHキーを入れ替えた。◇キーはmacOSだとCommandキーで使用頻度は高いので隅っこに移動させることで使い勝手を向上した。逆にHHキーがWindowsだと半角/英数キーなのでこれは先述の通り無変換と変換キーで代替できるからこの位置でも問題なさそう。

さいごに

もっともっとカスタマイズをしている例を目にするけれど今はこれでもっと使ってみようと思う。

コトコト入力しているだけでも楽しくなれるのは今までにない感覚。
HHKBの存在自体はずっと前から知っていたものの価格の高さに躊躇して手を出してこなかった。一度、iMac Late2006の頃にHHKB Lite2 for Macを購入して使ったことがあったが、静電無接点方式ではなくメンブレン方式だったこともあって感動するほどにキータッチが良かったという記憶がないので、今回のHHKB Professional HYBRID Type Sは本当に凄いと思う。


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