MacBook Proの外部インターフェイスはThunderbolt 3ポートのみなのでTUNEWAREのALMIGHTY DOCK TB3でインターフェイスを増強した。
この手のアダプタは一体感のあるタイプと、短いケーブルでブラブラするタイプとあって、今回は一体感のあるタイプを選んでみた。
MacBook Proが今のボディデザインになって、すでに色々なメーカーがアダプタを出していて評価も様々だ。一体感のあるタイプは見た目がスッキリしていて取り回しが良さそうなのに惹かれて調べてみたら、ケーブルやメディアを抜くときにアダプタも一緒に抜けてしまうとか、グラグラで安定感に欠けて接続が安定しないとか、発熱がまあまああるとかのデメリットもちょこちょこ目にした。一律このような評価になっていなかったので使い方の問題もあるのだろう。
安いものでもないのでもし気に入らなかったら打撃は大きいのだが、まずは届いたのでじっくり使ってみようと思う。
スロット/ポートは以下の通り。
- Thunderbolt 3 パススルーポート(USB-C)*1
- USB-A 3.0ポート*2
- HDMI*1
- Ethernetポート*1
- SDカードスロット*1
- microSDカードスロット*1
各スロット/ポートの細かい仕様は以下の通り。
- USBポート規格
- Thunderbolt 3 パススルーポート(USB-C) *1(最大5V/1.5A:40Gbps)
- USB-A 3.0 ポート*2(最大5V/900mA:5Gbps)
- 映像出力規格
- Thunderbolt 3(最大5120*2880/60Hz)
- HDMI *1(最大3840*2880/30Hz)HDCP1.4/2.2対応
- Ethernet規格
- 10/100/1000 BASE-T
- SD/microSD規格
- SD/SDHC/SDXC(最大2TBまで)、UHS-Iクラス
- パワーデリバリー
- 最大87Wの電力供給と充電
今までの一体感あるタイプのアダプタと違うのはEthernetポートが可変式になっていて出っ張りがないこと、microSDとSDカードの位置が90度回転したところにあり、カードの抜き差しでアダプタが抜けにくくなっているなどちょっとした工夫がなされている。とは言え、ポート部分しか接合部がないのでどうしてもグラグラする。
まだ使い始めて間もないが、どのポートも確実に機能しているし、使い勝手も良い。普段は薄型のMacBook Proで持ち運びやすさを優先でき、ちょっと腰を据えて作業をするとか、写真を取り込むなどの特定のワークフローの時だけ邪魔にならない形でアダプタを装着して使えるので満足度は高い。
ただ、正直なところ、語弊を恐れずに言えば、普段から機器を乱暴に扱いがちなタイプの人にはオススメできない。例えば、iPhoneやiPadの充電ケーブルのコネクタ付近が頻繁に断線してしまう感じの人だと、使用していて不具合が発生する可能性は高いと思われる。それくらい使う人が気をつけないと壊れてしまうかも、と感じてしまうくらい装着時の安心感が低い印象だ。