前回の投稿では手軽に手持ちの一眼カメラをWebカメラ化するSKNET MONSTER X LITEというビデオキャプチャーアダプタについて書いた。
ケーブルを接続するだけでX-E3が簡単にWebカメラとして使えるようになったものの、電源供給の部分はバッテリーのままとしていたので長時間利用ができないことから今回ACアダプターを導入した。
カメラに電源を供給し続けるために必要なものは以下の2つ。今回は主にFUJIFILM XシリーズのカメラX-E3なのでそれに対応した型番も合わせて書いておく。
DCカプラーは充電式バッテリーを置き換える形で本体に入れて、バッテリーカバーの一部にゴムパーツの穴があるのでそこを外すとDCカプラーのアダプター接続部分をポロッと出すことができる。
それをACパワーアダプターに繋ぐことで電源が常に供給されるようになる。
写真のようにバッテリー部分からケーブルが垂れるようになるが、取り回しがしやすいようにミニ三脚も導入した。傾きや高さ、重心を柔軟に変更しやすいものはないかとあれこれ調べた結果、Manfrotto POCKET三脚L MP3-BKをチョイス。
あとは一脚で使っている自由雲台QHD-33Mみたいなのをかましておけば、カメラの脱着も簡単になりそうだ。
ここまでセットアップできたら、あとは何時間もビデオONでX-E3をWebカメラで使うことができるようになる。会社の1日研修で9:00-17:00で昼休みくらいしかビデオをOFFにしない運用方法でも問題なく使い続けることができた。
PCに備えついている前面カメラのクオリティがもう少しマシだったらわざわざこんなこともしなくていいのに、コロナ禍の昨今の状況もあるので今後出てくるノートPCのカメラはもっともっと性能が上がってくるんだろうか。
もう一つ、書斎に面白いガジェットが届いた。
Apple HomePod mini。
Appleイベントで発表されてからかなり気になっていたプロダクト。
我が家にはスマートスピーカーの類はまだ1つもなかったのでこれが最初の1台になる。
と言っても、まだHomeアプリで色々なことを連携したり自動化したりという用途よりは、書斎でiPhoneやiPadから気軽にバックミュージックをちょっと良い音で流せる環境になった。
iPhone単体で音楽再生中に、iPhoneをHomePod miniにかざしてオーディオを引き継げる体験はなかなか便利で一番活用している機能になっている。
利用シーンとしては、AirPod Pro装着しながら食器洗ったり風呂掃除したり諸々の家事を済ませた後に部屋に戻ってきたらAirPod Proをケースに戻し、iPhoneをHomePod miniにかざして部屋でオーディオを引き継ぎ、続きをシームレスに楽しむことができる。
見た目はスッキリした球体で、埃がたまらないようにこまめな掃除は必要そう。
電源ケーブルの質感が少しザラザラしているのはポイント高いと思った。摩擦係数が低く滑りがよくてケーブルの取り回しに引っ掛かりがないのはとても使いやすいので、Appleのデバイスに使うケーブルはみんなこの質感のものになればいいのにと思う。LightningケーブルもMac充電用のType-Cケーブルもこれだったら絡まりにくくなるのになと思う。
上から見た感じ。稼働時の優しく光る感じは邪魔にならない程度だし、Siriが反応しているときのマーブルな感じも心地よい。
もう1台あるとステレオも簡単に構成できるのも気になるし、書斎だけでなくAppleTVのあるリビングにもあると出力される音質もかなり向上するだろうなと思うと我が家にはもう2台くらい欲しくなる。