妻の誕生日に子供達が花束をプレゼントしたことがきっかけになったのか、定期的に食卓に花が飾られるようになった。
コロナ禍でも絶賛出社中の妻が疲れ果てて会社の帰りに花を見て癒された、という気持ちが分かる。
目で見て楽しみ、香りもいいので、写真のように天気の良い日にスッキリしたダイニングテーブルの真ん中に置いておくと、それだけで周囲の空間みたいなものを整えてくれる気がする。
この佇まい。
どうやって生けるのが良い感じなのかもわからないと妻は言っていたが、正直、それはあまり関係ないのではなと思う。
もちろん、正解に近いレイアウトなのか組み合わせなのか、生け方にもセオリーのようなものがあるのだろうが、この存在感だけで心が整う気がする。
背景に妻の誕生日パーティを祝った時に使われたパステルカラーの風船が大量に置いてあるが、これもいい感じの背景になった。
”丁寧な暮らし”という言葉を目にすることがある。
憧れるし自分の暮らしもそうなったらと思うけれど、それを実現するために肩に力を入れ過ぎてもいけないよな、と思う。
ゆっくり自分たちのペースで心地よく丁寧な暮らしができるような空間を作っていけたらと思う。
こんなことを考えた日の夕方は日の入りもちょっと違って見えたのだろうか、しっかり写真に収めてあった。
これも心が整って余裕が生まれたからかもしれない。
夜に「花いいねー」なんて妻とあれこれ話していたら、今は花のサブスクリプションサービスなんてのもあるらしい。
調べてみると月額結構なお値段するなと感じたが、まあでも実際に花屋さんに足を運んで気に入った花を定期的に購入していればこんなものかとも話したり。
こういう方向性のサブスクリプションを我が家で利用してみるのも面白いかもしれない。