GPD Pocketのキーボード周りの設定
GPD Pocketを自分好みにカスタマイズ。
GPD Pocketが届いてあれこれ触ってみて、キーボードの癖が強いことも含めて結構慣れてきた。
ただ、入力環境はもう少し設定でなんとかなりそうなので、いくつか設定してみてみたので備忘録としてメモ。
- 日本語入力の切替をalt-ime-ahkでJISキーボードMacみたいに左Altキーに「英数」、右Altキーに「かな」が割り当てられるようにした。
- keyhacとkeyswapを使ってキーバインドをemacs風に変更した。
- keyswapを使ってBackspaceキーとDeleteキーを入れ替えた。
alt-ime-ahkで日本語入力の切替を左右Altに割り当て
リンク先にある通り、MacのUSキーボードを使ったことがある人なら感覚的にどういうものか分かるかもしれない。スペースキーの両脇にあるコマンドキーにJISキーボードにある「英数」「かな」を割り当てて、トグルで切り替えるのではなく一発で任意の入力モードに切り替えられるというもので、これをWindowsでもスペースキーの両脇にあるAltキーに同じように設定するというもの。
GPD Pocketの変則的キーレイアウトでもブラインドで簡単に日本語入力の切替ができるようになるのでかなりオススメ◎
keyhacとkeyswapでキーバインドをemacs風に変更
これは必須というわけではないけど、個人的にはWindowsにはこれを入れないと文字入力効率がかなり下がってしまうので設定。
リンク先にあるスクリプトで簡単に設定ができるけど、機能てんこ盛りなので適宜機能のオンオフをしてあげる必要がある。各機能に対するコメントも丁寧に書かれているので、読んでいけばオンオフの設定自体はそんなに難しくないと思う。
KeySwapはWindows7までの対応と書かれているけど、今のところWindows10でも動作はしていて、GPD PocketではCapsLockキーを右Ctrlキーに変更。 これはkeyhacのスクリプト内のside_of_ctrl_key 変数を “R”(右)に合わせて変更してあげる必要がある。
あと、BackspaceキーとDeleteキーの入替を設定(後述)。
keyswapでBackspaceキーとDeleteキーを入替
これはGPD Pocketの変則的キーレイアウトだから仕方なく設定。Backspaceキーに比べてDeleteキーの存在感が大きいので、日本語入力ではBackspaceの方が多用することも考えて入れ替えることにした。
emacs風キーバインドにしているのでそこまで直接BackspaceキーもDeleteキーも押下しないけど、咄嗟に打つ時のミスタイプが大幅に減るので助かっている。
この3つの設定で結構快適にキータイプできるようになったのでしばらくこれでいこう。
話は少し変わって、このGPD Pocketは電源周りの管理があまりうまくないようで、スリープ状態でしばらく置いておくとそのまま再起動してしまっていることがあるのが少し困りもの。自分の使い方だとそこまで頻繁に起こして眠っての運用はしないので実害は少ないけど、基本シャットダウンせずにスリープさせて使ってる人はフラストレーション溜まりそう。